谷根千
やねせん(谷根千)という言葉はすっかり有名になりました。文京区から台東区一帯の谷中・根津・千駄木周辺地区を指す総称で、この地域は山手線内側にありながら、大規模開発を免れたため、一昔前の街並みが残っています。
地域情報雑誌『谷根千』はこの92号をもって終了ということですが、このなかに「銅御殿を訪ねて」が掲載されています。
「確かに日本には建物を保存する文化財保護法はあるが、その周辺環境を守る法律はない。世界遺産にはバッファゾーンといって周辺に変なものを建てない規定がある。アンコールワットが世界遺産になっても、バッファゾーンがなかったら、寺院の周りににょきにょき観光ホテルが建つだろう。寺院の周りが森であることが景観上必要なのだ。それと同じに銅御殿の周りも樹木で囲まれていることが必要だ。」と、野村不動産のマンション計画にも触れられています。
谷根千 其の九十二
地域情報雑誌『谷根千』はこの92号をもって終了ということですが、このなかに「銅御殿を訪ねて」が掲載されています。
「確かに日本には建物を保存する文化財保護法はあるが、その周辺環境を守る法律はない。世界遺産にはバッファゾーンといって周辺に変なものを建てない規定がある。アンコールワットが世界遺産になっても、バッファゾーンがなかったら、寺院の周りににょきにょき観光ホテルが建つだろう。寺院の周りが森であることが景観上必要なのだ。それと同じに銅御殿の周りも樹木で囲まれていることが必要だ。」と、野村不動産のマンション計画にも触れられています。
谷根千 其の九十二